キャンプ Q&Aコーナー |
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キャンプ場でケガをしたり事故にあった場合、どのようにすればいいのでしょうか。
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オートキャンプ場の場合、ほとんどが医療機関と連絡提携をしていますので、管理人にすぐ連絡してください。しかし、基本的な救急法は知っておく必要があるでしょう。代表的なケガは、次の様なものです。
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- 出血(傷を直接圧迫して、止血する)
(1)傷口に清潔なハンカチや布を当て、血が止まるまで強く上から圧迫する。
(2)傷口は出来るだけ心臓より高い位置にする。
(3)上から包帯を巻く。強く巻きすぎると完全に血が止まってしまうので止血する程度に。
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- すり傷・切り傷(すり傷は、傷□を清潔にする)
(1)切り傷の場合、圧迫止血法(前述)で血を止める。
(2)すり傷は、泥などで傷□が汚れている場合、水道水などで洗い流し傷口を清潔にする。消毒液があれば、消毒する。
(3)傷口を清潔な布、ガーゼでおおい、包帯や絆創膏をする。
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- やけど(早くやけどの部分を冷やす)
(1)やけどをした部分を、水道水などで十分冷やす。痛みや熱さを感じなくなるくらい、十分に長く冷やす。
(2)衣類の下にやけどをした場合、衣類は脱がさないでその上から冷やす。脱がすと皮がはがれる恐れがある。
(3)ひどい場合、冷やしながら(氷などで)医療機関へ運ぶ。
やけどには、ラベンダーオイルが非常によく効く。ほとんど傷跡も残らない。その他、安静作用があり車内に少し香らせると、イライラしない。ラベンダーの爽やかな香りはキャンプにもピッタリ。
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- 日射病(涼しい所に移動し、体温を下げる)
(1)涼しく、風通しのよい所に移動し、ボタンやベルトをゆるめる。冷たい水にぬらしたタオルやシーツを体に当て、風を送り冷やす。
(2)意識がある場合、あるいは意識が戻ってきたらスポーツ飲料など冷たい水分を補給する。子供などはアイスクリームでもいい。
(3)熱が下るまで安静にしておく。
日射病は、子供など顔が真っ赤になり風邪の熱と間違う。元気な子供が急にグッタリするのはほとんどが日射病なので、とにかく体温を下げるようにする。
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- ハチに刺される
(1)刺された個所を、水道水などで洗う。ハチの毒性は、水に溶けるのでよく洗う事。アンモニアが特に有効性があるわけでもないので、水で十分。
(2)その後、抗ヒスタミンなどの虫刺され薬をすりこむ。ハリが入っていたら、トゲ抜きで抜く。
(3)ハチに何度も刺されていると、抵抗性がなくなっていくので、過去刺された経験のある人はしっかり処理してください。
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