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第3回:キャンピングカー購入編 
                  「バンコン(バンコンバージョン)」


  キャンピングカーは、一見さまざまな種類があり初めて見るとどれがいいのか迷ってしまいます。もちろん居住性が高い方がいいのは分かりますが、それで判断すると高価なものばかりになってしまいます。では、価格の低いものはだめなのかと言うと、そういう訳では決 してありません。
 何をポイントに考えればいいかと 言うことになってきますが、キャンピングカーのスタイル(型)からその特徴や使い勝手を中心に解説していきたいと思います。そこで、今回は使い勝手や価格の面で身近な、「バンコン(バンコンバージョン)」についてお話します。

バンコンは、バンと呼ばれているワンボックスタイプの車両を利用したキャンピングカーです。アメリカでは、クラスBと呼んでいます。
このクラスの特徴は、
・ ほとんど、ベース車の内部を改装することを基本としていて、車両サイズは日常使用されているバンサイズなので運転が楽である。
・ キャンプだけでなく、日常的に通常の車として利用できる。
・ 駐車スペースも、通常の車サイズですむ。
・ 既成の車両を利用しているので、価格が安い。
などがあげられます。

反面欠点は、
・ 車両サイズの制限から、内部で生活すべてをすることは出来ない。
・ 旅行荷物の積載などを考慮すると、大人3人ぐらいが限度。
・ トイレやシャワーは装備されていても、使用勝手は悪い。
・ 車内で人が立って活動できないサイズのものは、使用勝手が悪く疲れる。
などがあげらます。

このタイプのものは、結論から言うとスペースの問題から、車内で生活が出来ると言うキャンピングカーライフを考えると無理があります。現実には、多くのキャンパーはテントやタープとの併用でスペースを補っています。キャンプでの日常生活は、テントやタープで行い、就寝や休息、簡単調理などに車内を利用しています。このように書くと、あまりキャンピングカーとしての利用価値がないように見えますが、実際に利用するとその便宜性はテントキャンプとは数段の違いがあります。

・ 出かける度に、テントをはじめキャンプ道具を積み下ろしすることがない。
・ 移動途中で仮眠や、休息が出来る。
・ 設置や撤収が簡単なため、夜に目的地に着いたり早朝出発するなどでも問題が無い。
・ 寒い季節や、雨天でも安心してキャンプが出来る。

つまり、キャンプをすることが非常に容易
になるのと、テントでは厳しいシーズンでのキャンプも出来ます。もう一点大きな特徴は、テントキャンプでは移動を伴う旅を考えた場合かなり問題がありますが、キャンピングカーはキャンプではなく旅が出来るようになるという事です。ここにテントだけでのキャンプと大きな違いがあります。

キャンプをするにはスペース的に障害があるバンコンも、思いついたときにすぐ出かけられる、あるいは旅行での宿と考えるとテントキャンプでは出来ない大きな楽しみがふくらんできます。ほとんどのキャンプ場は、シャワーやトイレは完備されているし、車内で全てを満たすと言う発想でなければ、旅の宿
としてのバンコンは快適です。特に雨天の場合など、キャンピングカーはその価値をぐんと高めます。

次回は、バンコンをどのように利用すればベストか、について述べます。

          ( 写真提供 ファーストカスタム  www.firstrv.co.jp )


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