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第6回:キャンピングカー購入編 
                  「フルコンバージョン」(フルコン)


アメリカではクラスAと呼ばれ、キャンピングカーの主流です。専用のベアシャーシ(フレーム,駆動系、エンジンなどのみ)に、キャンピングカー用に製造したボディーを乗せてキャンピングカー専用車としたものです。このクラスは車内で全ての生活が出来るように作られているので、車内生活は全く快適です。就寝人数は、2人タイプから6人くらいまでとさまざまですが、これは使う人の志向によって分けられるので、就寝人数によって車の大きさが決まるわけではありません。アメリカではこのクラスはシニア層が使うので、いくら大きくても夫婦2人の就寝しか考えていないタイプが多いようです(日本では、大きくなると何人くらい寝られるのか、という質問が多い)。


車内は、通常の住宅と同じ設備があるのが普通です。しかも専用仕様で作られているので、使い勝手は他のタイプに比べて格段に優れています。誰もがキャンピングカーを持つならいつかはこれと考えるタイプといえます。
就寝ベッドはテーブルやソファーを使うのでなく(エキストラはソファー等を使う)、専用ベッドが設置されています。お風呂系はシャワーだけでなくバスが付いているものもあり、生活は非常に快適です。キャンプというよりは、移動する住宅と言った方が分かりやすいでしょう。全ての生活が車内で無理なく出来るので、寒い冬でもFFヒーターをつければ問題はなく、スキー場の駐車場でも充分にキャンピングライフが楽しめます。実際にはキャンプ場で使用する場合が多いのですが、外部から電気を取り入れ、上下水道を接続すれば何日でも生活することが出来ます。このようにキャンピングカーライフとしては、最高のものと言えるでしょう。

また、かなり大きなものでも乗車定員が10名以内のものは、普通車免許で運転が出来るし、相当大きい車両でもほとんどが高速料金は普通車扱いです。高速道路の料金を決める審議会で、生産手段ではないキャンピングカーをトラックと同列で考えるのは問題があるということで、大型ではなく普通車扱いとなっています。料金所で混乱しないため、道路公団に言えば普通車扱いというステッカーをくれるはずです。

このように至れり尽せりのフルコンバージョンですが、問題はその大きさと値段です。生活の快適を求めていけば、車はどんどん大きくなり現在アメリカで生産しているクラスAのほとんどがわが国では法律上走行できません。ですからアメリカからの輸入は旧タイプの車幅が2.5m以内のもしか駄目なので、業界も苦労しているところです。また、わが国でも生産されていますがそれほど多くはありません。
価格は700万円以上となり、長さも7mを超えるので普通車しか乗ったことの無い人にはチョット練習が必要です。キャンプ場も小さいところは入れません。わが国のキャンプレベルでは、どこでも自由に使えるというわけには行かないのが現状です。しかし、真のキャンピングカーライフが楽しめるのはこのフルコンバージョンタイプです。


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