アウトドア トラベルセミナー
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第4回:キャンピングトラベル in カナダ(2)

書いた人: 平 井 久 雄

さて現地出発前に知っておかなければならない事をいくつか・・・・
食料の仕入れは大きな町には必ずスーパーマーケットがあるし、小さな町でもコンビにのような食料品店がある。初日に慣熟運転のことを書いたがこの時を利用して翌日からの食料の購入をしておくこと。最初は調味料など全行程で使用するもの買うので金額は意外にかかってくるが日々のメニューの食材は一日一人10ドル程度で済むはず。初日の冷蔵庫はまだ冷え切っていないはずなので”なま物”は発泡スチロールのアイスボックスを買って入れておこう。無駄な様に思うかも知れないが、ビール、清涼飲料を冷やすのはやはり氷が一番!冷蔵庫は食品で結構一杯になる。

さて、ここで大事なアルコールの話をしておこう。カナダとアメリカの一部の州では酒類の販売がかなり厳しく規制されている。今回のカナダの場合、アルコールを含んでいる全ての飲料はSTATE LIQUOR STORE(州の酒屋)でしか手に入らないので要注意。9〜5時の営業で日曜は休みという具合。多分キャンプ好きはビール好き!土曜日は2日分買い込まないと足りなくなってしまう。そこでクーラーボックスの登場なんです。ただし年齢制限に関して大変うるさいの注意をすること。そして公園内など公共の場所での飲酒は厳禁!逮捕されてしまう。食事に関しては自分たちの腕前次第とはいえ工夫が必要。特に昼食は時間の節約が必要。カナダ・アメリカ人はサンドイッチを作ってピクニックエリアで簡単に済ませてしまう。ピクニックエリアはキャンプは禁止だが鳥居のような形の道路標識であらわされテーブル、飲料水、トイレがある。朝食が和食なら余分にご飯を炊いておにぎりも簡単で腹の収まりも良いのでは。というような事でメニューをよーく考えておいしく楽しみ、無駄の出ないよう!海苔や梅干など日本からの持参も便利かも知れない。
 

キャンプツアーの移動一日目は思い切ってカルガリーからジャスパー迄行ってしまう。約250マイル(400Km)の移動。後からのんびり楽しむ為に頑張ってしまおう。どっちにしても時差で早く目が覚める。朝食はビスケット、果物、ジュース等を前日に用意しておいて5時起床6時出発位がベスト。カナダ1号線を西に向かって出発!町を出るとすぐ左側にオリンピックの時のスキーのジャンプ台が見えてくる。チョット早いが観光をかねてトイレストップ。凄い急傾斜なのがよくわかる。ジャンプ台の下にはボブスレーが展示してある。クールラニングのつもりで記念写真も良いのでは。バンフまで約80マイル、途中角川映画のロケ地など景色の良い所ばかりなのでフィルムの使いすぎに注意しよう。バンフの町は帰路によることにして一路ジャスパーにひた走りする。しばらくするとレイクルイーズ方面への案内を通過、一号線から93号線を北上。この時標識を見誤ってもジタバタしない様に。さすがカナダの観光地、世界中の人が運転をして訪れるので、間違えたときはその先に折り返し場を作っていることが多い。もしなくてもU-ターンの出来る場所があちこちにあるのであせらずに。あせりは事故の元!

コロンビア大雪原、アサバスカ滝を通ってジャスパーへ。町に入る前にまずキャンプ場へ行こう。公営のキャンプ場は予約を取らないので場所の確保が優先課題だ。ジャスパー近辺ではウイスラーが一番。フルフックアップからスペースのみまで色々なカテゴリーが料金次第で選べる。しかし公園内の人気キャンプ場なので早い者勝ち。ここは野生動物の宝庫というか小動物は勿論鹿や熊迄人を恐れずに出てくるところ。注意書きをよく読んでつまらない事故のないようにしよう。場所を確保してからゆっくりとジャスパーを楽しみに行く。予定通り着いていればまだ3時前なのでまずロープウエイでウイスラー山へ上ってみる。カナディアンロッキーの眺めは天気次第。乗り場に表示があるので山頂の視界によってはパスをしよう。翌朝のお楽しみとする。しかしここでもかなりの種類の野生動物を見ることが可能だ。

そしてジャスパーの町へ行ってみる。ロッキー周辺はどこの町でも必ず観光用の駐車場があるのでPのサインを見つけて駐車をすること。ほとんど無料。食料の足らないものを買ったり洒落たお店で買い物をしてキャンプ場に戻ろう。夏の時期は9時過ぎまで明るいので食事が遅れ気味になりやすいので注意をする。前述のように夜は野生動物が徘徊をするので車の戸締り、食品の始末はしっかりしよう。夜は冷え込むので無料の暖かいシャワーを浴びてゆっくりおやすみなさい。


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