アウトドア トラベルセミナー
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第5回:キャンピングトラベル in カナダ(3)

書いた人: 平 井 久 雄

ジャスパーに到着してキャンプ場にチェックイン。ここは少なくとも2泊をしたい所だ。初めてのことなので到着日は多分ウィスラー山などは登る時間がないのではないかと思う。翌朝は朝食を早く済ませてケーブルカーの乗り場へ。山登り(たとえロープウエイでも)は早朝に限る。午前中は天気が安定していることが多いし、空気も澄んでいるので眺めも良い。

そしてマリンレイクに行ってみる。ロッキー周辺の湖ではほとんどカヌーや乗馬が楽しめるのがうれしい。カヌーは当然ライフジャケット着用が義務付けられて1時間程度のレントが出来る。乗馬は時間が取れる所ではぜひトライしてみよう。最低2時間コースぐらいから1日コースまで選べるが、1日コース以上の長いものは事前予約制のため長くて半日コース位までがトライできる。ブリティッシュスタイルの乗馬と違いウエスタン乗馬なので堅苦しい事はない。簡単に手綱さばきの練習をしてすぐ出発だ。よく訓練されているので隊列に入ってさえいれば大体問題なし!人に合う馬をあてがってくれるが馬鹿にされないように要注意。

ジャスパーの町も再度観光をして早めにウィスラーのキャンプ場に戻ろう。場内をゆっくり見学し国際親善をするのも良い。若いカップル、ファミリーそしてリタイアして夏はカナダ冬はフロリダとゆったり余生を楽しんでいるシニアカップルなど色々な話の中から海外キャンプの良さが分かってくる。



さてここで燃料の事を書いておこう。レントするキャンピングカーはほとんどガソリンと思ったほうが良い。当然燃費は悪いがガソリン価格が安いのでそれほど負担にはならないし、アップダウンが多いのでガソリンのほうが良い。この旅ではほとんどアルバータ州を走行しているが、時たまブリティッシュコロンビア(BC)州に入ることがある。アメリカでも同様であるが州によってガソリン代が異なる。アルバータ州は産油州なのでBCより価格が低い。BC州に入るときはメーター確認!

ガソリンを入れるときの注意。最近日本でも出来たがセルフとフルサービスとある。フルサービスなら,満タンといって一服していれば良い。窓ガラスまで拭いて全部やってくれるが払うお金は多い。ちなみに満タンは英語で「FILL FULL IT UP」と言う。舌を噛みそうになるが面倒なときは「FULL PLEASE」でも通じないことはない。言葉の要らないセルフ・サービスが簡単であるが色々なスタイルがあるので代表的なものを説明しておこう。

設備の良いところであれば空いているポンプに車を止めクレジットカードをスロットに通す。スイッチがオンになるので希望の燃料(無鉛,ハイオク)のノズルを給油口にセットしレバーを握り給油。終了し、ノズルを所定の場所に戻すとスイッチが切れてクレジットカードの控えが出てくる。これが一番最新型であるが、山の中などでは勝手に給油し、レジでポンプ番号を伝え支払いをするなどさまざまであるので他の客や周囲の状況を見ながら判断をすると良い。別に犯罪を犯すわけではないから堂々と「どのようにしたら燃料の補給が出来るのか?」と英語で聞いてみよう!

 
ウィスラーで2泊してのんびりしたら観光をしながらヨーホー国立公園まで行ってみる。まず見所はアサバスカ滝。こんな落ち方をする滝があるのかと思うほど川がストンと落ちて又流れている感じの滝。その先にはコロンビアアイスフィールド。雪上車で山頂のほうに行くツアーもある。シーズン中は予約で込んでいて乗れないことも多いのでジャスパーに向かうときに出発時間などを確認して予約をしておけば良い。雪原の端までは歩いていけるので雪は汚れているが雰囲気は味わえる。

走っていると左右の山の姿が変わって行き写真を撮りたくなるが、景色の良いところでは必ず駐車スペース(LOOK OUT POINT)があり、山の名前などが標識に書いてある。野生の動物が道路の近くに出て来ている事が良くあるが路上駐車をして見物している人が多いため十分に注意して走行する。こちらも当然見物をしたくなる。道路の横断には細心の注意を!日本人の場合首の動く構造が「右見て左見て」で長年訓練されているがこちらでは「左見て右見て」にシフトしよう。特に子供連れの場合必ず手を引いて渡る事!旅が楽しいまま帰国できる様に常に気配りを。

ヨーホー国立公園到着からは次回に。ではまた!

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