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■第1回 : キャンプ? オートキャンプ?
   
今から20年ほど前、5月の連休に家族でオートキャンプに出掛けようと保育園の先生に「子供を、連休中休ませます。」と言ったところ、「こんな季節にキャンプ! お父さん、お子さんを肺炎にかからせたりしないで下さいね。」と言われました。 また、当時我が国でも何とかオートキャンプが楽しめるようにとキャンプクラブなど作って活動していましたが、余暇や観光、アウトドアの専門家までが「我が国では、オートキャンプは絶対普及しない。それは、欧米の狩猟民族性と日本の農耕民族性の決定的な違いによる。」と断定されていました。 しかし、今年の連休も高速道路はキャンプ道具を満載したRV車が連なり、早くから予約を取っていないとキャンプ場にも入れない状況です。 しかも、かつてダサイ貧乏人のレジャーだったこのキャンプが、今やオシャレなレジャーとなっているのですから、まあ世の中分からないものです。
   
 ブームと言われた時代は過ぎましたが、多くの人が楽しむオートキャンプはすっかり定着しました。ある統計では、年間1千万人以上の人がこれを楽しんでいると言うことですが、キャンプは家族や仲間で楽しむものですから、私は200万から300万組が楽しんでいると推測しています。これが、キャンプ人口と言えるでしょう。 ところで、私もキャンプとオートキャンプをそれほど区別しないで使っていますが、そもそもオートキャンプって何なのでしょう? 
 
「クルマで行くキャンプ」、正解です。でも、このレジャーの先進国欧米では、ほとんどこの言葉は使いません。日本で普及した言葉です。欧米では、クルマで行こうが歩いて行こうがみんなキャンプです。これは、かつて我が国でのキャンプという言葉にあった、若者だけのダーティな、チープなものと言うイメージを変えたくて先駆者たちが付けた名前なのです。現在のようにキャンプそのものにオシャレ感さえ匂わせる時代には、どっちでもいいネーミングと言えるでしょう。

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