前のページ このジャンルのTOP 次のページ
■第11回 : キャンプ用コンロについて
 オートキャンプではたくさん荷物を持って行くことが出来るので、調理に使うコンロも家庭台所のコンロに近い形のツーバーナータイプ(火口が二つのもの)が使われています。アメリカではキャンピングストーブともいいますが、暖房用に使用するものではありません。登山キャンプ用のものは、軽量簡便を重視しているので、オートキャンプ向きではないでしょう。しかし、ちょっとコーヒーを沸かすとか、ドライブ走行中の休憩でお茶を沸かすなどの用途には非常に重宝します。サブとして持っていると、便利なものです。
 
 キャンプ用コンロは、使用燃料で二つのタイプに分かれます。ガソリンを使用するタイプと、ガスを使用するタイプです。灯油を利用するタイプも有りますが、オートキャンプではほとんど使われません。
 
 ガソリンを燃料とするものは、コールマン社の製品がほとんどです。長い歴史を持つ同社の製品は、多くのファンを持ち、日本のキャンプ場では最も有名なブランドとなっています。
 タンクに圧力をかけガソリンを噴出する方式なので、ポンピングという作業が必要であり、また、着火をするときに失敗すると大きな炎となる場合があるなど、取り扱いにちょっと難しい点があります。そのため、女の人達からは嫌われているようで、このタイプの取り扱いはほとんどが男の人の仕事になっているようです。火力はガスタイプに比べずっと強く、なんと言っても風に強いのが良い。長時間利用しても、ポンピングさえしていれば火力は衰えません。取り扱いのコツさえつかめば、性能的にはこのタイプがキャンプ用としては最も優れたものでしょう。
 
 ガスを燃料とするものは、ボンベの形状がメーカーによって異なるため、いくつかの種類に分かれていて互換性はほとんどありません。従って購入するときには、そのガスボンベのスペアが購入し易いかどうかがポイントになります。コンロの使い勝手が良くてもボンベが手に入りにくいと、キャンプ場で補充しなければならない場合に問題となります。ボンベ補充の点からみれば、わが国ではカセットコンロと呼ばれているタイプのものが最良です。これならどこでも手に入るし、値段も最も安いので、初めて購入されるなら、このタイプが良いでしょう。欠点は、長く使っているとボンベ自身の冷却のため火力が落ちてくることです。それと、外気温にボンベの気化が影響されるため、寒い冬には利用できない場合があります。この点は、購入時に販売店でよく確かめることが必要でしょう。

前のページ このジャンルのTOP 次のページ