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■第13回 : キャンプで寝る時
土の上に寝てこそキャンプの醍醐味、とよく言われますが、実際はどうでしょうか。固い土の上の寝床を喜ぶ人は、現実にはかなり少数派です。ほとんどの人は、寝る場所は快適であればあるほど良いと思っています。実際、キャンプに行って寝床が悪く寝られないのは最悪です。
 
 夜の帳がおりて、自然の静寂の中でしっかり睡眠をとる。いつもよりは早めに寝て、朝は出来るだけ早く小鳥のさえずりで起きる。これこそキャンプです。
 キャンプというと、どうしても何か耐えなければいけないような雰囲気があるのはどうしてでしょうか。特にオートキャンプの場合、快適に過ごせるものなら快適に過ごしましょう。
 
 ほとんどのキャンプ解説書が、就寝編でどんな寝袋(シュラフ、スリーピングバッグ)が良いかとその種類を述べていますが、快適に寝るのに重要なことは寝袋の下をどうするかです。ボーイスカウトの指導書でも、土の上にそのまま寝るのではなく、草地の上か、そうでなくとも枯草を敷き詰めて寝るように書かれています。最近のキャンプ場では、ほとんどの人が薄い銀マットを敷いています。銀マットは断熱性、保温性があって暖かいのですが、薄いものではやはり、かなり体が痛くなります。
 マットの種類はさまざまで、良いものは値段も張るので、なかなかそこまで手が回らないのが現状でしょうが、一度にそろえるのが難しければ家族の分を徐々に揃えていってはどうでしょうか。マットは大きく分けると、断熱処理をしたマット系と空気をクッションとするエアーマット系の二つになります。快適さは、エアーマットの方が数段上です。エアーマット系には昔からある空気をポンプなどで入れるものより、最近は広げると自然に空気が入ってマットになるタイプがコンパクトで人気があります。ただ、値段の高いのが難点。
 
 寝袋は、封筒型がオートキャンプには適しています。これは、普段家庭や車の中でも使えて便利です。寒い季節には、封筒型は中にインナーシュラフを入れると快適です。最近は素材がフリースの良いものが出ています。また、寝袋の中に空間があると寒さが増すので、衣類を入れたりして空間をつぶすと結構暖かいです。
 なかなか手がそこまで回らないのがキャンプの寝具ですが、快適な寝床は本当にキャンプを快適にしてくれます。

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