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■第5回 : テントについて
● ドームテント
今は、この種類のテントが全盛です。3〜4年前までは、ドーム型とロッジ型にはっきり分かれていましたが、今ではこの境い目もあいまいになり、ほとんどがドーム型と言えるでしょう。ドーム型とは登山テントから普及してきたもので、設営が簡便なのとかさばらない、素材が化学繊維のため扱いが容易、などの理由で、オートキャンプ用テントとしても急激に普及してきました。野球場のような形(ドーム)が原型ですが、今ではロッジ型に近い2ルームのダイニングスペースを持ったものも出回っています。初めてテントを買う場合は、ドーム型が良いでしょう。ただ、登山型の小さいものは、ゆったりとキャンプ生活を楽しみたいオートキャンプには向きません。やはり、テントの中で立てるくらいのものがいいでしょう。値段はピンキリですが、二万円以下の物はやはりそれなりと言えるでしょう。
 
● ロッジテント
かつてはオートキャンプといえば、ロッジテントと決まっていましたが、やはり重量や扱いが大変等の理由で敬遠されています。しかし、天然繊維のロッジテントは建てると居住性や静粛性は抜群で、化学繊維のように異常に暑くなったり、結露でお風呂場の中のようになったりはしません。欧米人のように長期にキャンプをするなら絶対天然素材(木綿)のロッジテントです。でも、わが国のキャンプの現状は、週末に1泊2日で出かけることがほとんどですから、労力を考えると強くお勧めすることはできません。それに、テントは年間ほとんどの時間どこかに収納されているわけですから、その点から考えてもかさばるロッジテントは分が悪いといえます。
 
● タープ
雨の多い日本では、ドームテントの場合必要でしょう。ただ、私は無条件にタープを張る今のキャンプスタイルには疑問をもっています。せっかくの自然の中なのに、目線までも隠して、タープでさえぎられた空間でやっているキャンプサイトを見ていると、ちょっとわびしくなります。もっと、自然を満喫して伸び伸びキャンプはやって欲しいものです。ちなみに、このタープ文化は日本だけのキャンプスタイルで、欧米ではほとんど見かけることはありません。

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