前のページ このジャンルのTOP 次のページ
■第9回 : 河原でのキャンプ
はじめに、オートキャンプはキャンプ場でやるのが基本と述べましたが、キャンプ場などでキャンプをやるのは邪道と言う人もいます。お金を払ってまでキャンプはやりたくないという人もいます。キャンプ場でやる予定が満杯で、やむを得ず河原でと言う人もいるでしょう。数家族でテント部落をつくって、皆で楽しむにはキャンプ場では無理、そんな意見もあります。決してお勧めではありませんが、今回は番外編「河原でのキャンプ」です。
 わが国では、地形の問題や、夏にのみキャンプが集中することなどから、多くの人がキャンプ場以外の砂浜か河原でキャンプをしています。
 
河原でのキャンプ問題点
(1) 多くの方が一昨年の玄倉川での事故以来、自然を甘く見てはいけないと思っているだろう。河原でテントを張る場合、川岸に水が来た形跡のあるところより低いところでは絶対に張らない。これは河原でキャンプをするための、最低限度の知恵。 
(2) 上流で豪雨があると、数時間後には増水する。山間の小さな川では、驚くほど水かさが増す。天気予報を聞いて、危険が感じられる場合は撤収する。夜などでテントをたたむのが難しい場合は、車で寝るなど安全策をとる。 
(3) 河原は、基本的には水の流れる道なので、常に危険時の撤収を念頭においてキャンプする。 
 
一般的なキャンプ場以外でのキャンプ
(1) かまどを作ったり、火を使った場合、焼け跡は自然にはもとに戻らない。必ず、元あったような状態にして帰る。多くの人が、かまどの跡にごみを残して帰り、後から来た人はまた別のかまどを作ることのくり返しで、キャンプ地はごみの集積場となる。誰が片付けると思っているのだろうか?
(2) ごみは、必ず持ち帰るなど自分たちで後始末をする。キャンプのごみの大部分は、生ごみではなくプラスチックの袋など自然に帰らないものばかり、絶対に残してはならない。
(3)  基本の基本は、「来たときよりも美しく」して帰る。
キャンプが健全に発展するために、また地元の人たちに受け入れられるためにもこれらのことは必ず守ってください。

前のページ このジャンルのTOP 次のページ