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  6月8日 「ガソリンストーブの修理」
 6月8日、そろそろ世間ではキャンプシーズンということなんだろう。一年中行く人もいるんだからシーズンなんて騒ぐことはどうかと思うんだが、まぁ、人の勝手。愚痴をいってもしょうがないか。
 
 今日は「ガソリンストーブの調子が悪い」という客が来た。なんでも、来週キャンプに行くから試しに火をつけてみたら調子が悪いのだという。バツの悪そうな顔をしていたが、キャンプに行く前に試しに火をつけてみるというのはいいことなんだ、恥じることはないよ、と話し、いや、説教かもしれないが1時間ばかり費やしてしまった。話し込むのは、まぁ、小生の勝手。勘弁してもらおう。
 
 客人は、去年の9月に使ってそのまましまい込んでいのだそうだ。半年ぐらい使わない時は、燃料を抜いておかなくてはいけない。燃料の石油分が飛んで水分が増えてしまい、その分タンクの中が錆びやすくなってしまうからだ。
 今シーズンの終わりには、少しの間だけでいいから燃料を抜いてフタを外し、エアーステムなども取り外しタンクの中を乾燥させてからしまいなさい、と忠告しておいた。少しだけの手間なんだから、人間、無精はいけないな。
 おっと、無精も人様の勝手か。無精が増えて少しでも仕事が増えりゃ、うちのメシの種も増えるわけだから文句言ってはいけないか。
 
 あえて言わせてもらうけど、使い始めに古い燃料が残ってたらケチくさい根性出さないで、捨ててしまったほうがいい。捨てるといってもそこいらに捨てては世間様の迷惑だ。小生の場合は、ガソリンスタンドで捨てさせてもらっている。まぁ、気軽に捨てさせてくれるような馴染みのスタンドをつくるのもキャンプ術のひとつなんだ。
 さて、このストーブを見てみよう。ポンピングしてみても圧がかからない、という症状だ。客が言うには、ポンプカップにオイルを塗ったがダメらしい。さっそくばらしてみる。ポンプカップは正常。エアーステムの曲がりもない。さらに奥のチェックバルブだ。エアーステムを抜き、バルブレンチでチェックバルブを抜いてみる。やはり、ここにゴミがたまっていた。ゴミがこんな奥に、と思うかもしれないが、意外と溜まっていることが多い箇所なんだ。
 
 ゴミはタンクの錆の場合もあるし他の場合もある。オイルを頻繁に使うと、過オイルになりポンプカップでゴミごとチェックバルブに押し込んでしまうのだ。
 ゴミを取り払って掃除して調子は戻った。バーナー部の錆もついでに取り除いて修理完了だ。修理代金をいただくも、手間賃だけで、やっぱり、儲からないな。
日も暮れたし、今日はもう店じまいするか。
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