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  8月6日 「テントファスナー」
 8月6日。あまりに暑い日が続くのでクルマのエンジンまでもがネを上げてしまった。13年、20万Km。キャンプに仕事にとコキ使いながらも、ポンコツ車にはキズのひとつひとつに思い出があって修理屋ゲンさんとしては、まだまだ乗りたかったのだが百何十万も掛ける程でもなかったので廃車にしてしまった。今年の暑さは、人にも動物にも熱中症になるとニュースで流れていたが、まさかクルマまで熱中症になるとは、ビックリ?!

 「こんにちは」と、佐川と宅急便が同時にテントの修理品を持って入ってきた。ご苦労さん、今日も暑いから気い付けや。
 さっそく品物を見てみると、両方ともテントのファスナーが開いて閉まらない状態だ。まずは大きい方から、スポルディングのロッジ型。入口部分とサイド部分の2個所がダメになっている、これは国内規格のファスナーではないのでどちらも全取り替えとなる。 もう一つは、クロスターのロッジ型で入口のファスナーにヒサシ部分の生地が咬んでしまい、無理に外したためファスナーのスライダーがダメになり、ヒサシの生地にも穴があいてしまった。どちらも、なかなかキレイに使われている。
 テントファスナーは、どうしても設営のときや風などのテンションがかかりスライダーがダメになりやすい。スライダー自体、鋳物なのでちょっとした歪みでファスナーの役目をしなくなるのだ。これを無理に使っていると、ファスナー本体の咬み合わせ部分(ムシ)にキズが付いたり、削れたりして思わぬ出費になる。安全ピンやガムテープなどで止めているのをキャンプ場でよく見かけるが、本体の生地を傷めるので早めにファスナー修理をすることだ。所詮、テントファスナーは消耗品。
 
 さて、スポルディングテントの修理を進めよう、なんせ、ファスナーは商品製作上初めの行程なので、外すにも意外と手間がかかるし、裾部分にはファスナーの上にいろいろなものが縫いつけられている、また、入口部分はアールが架かっているので左右合わせをしなが、吊らないように縫うのも一苦労なんだ。こんな事を言ってないで、早いとこ片付けなければ場所を取ってしょうがない。
 たまにいるのだけど、濡れたままのテントはマナー違反だぞ。そして、テントは大きいので修理個所に目印を付けてくれる客には、修理個所部分以外にもサービスしたくなる。
 キャンパーは、人と人の繋がりだ。気遣いされていやな人はいない。
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