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  4月10日 「修理屋に興味津々!」」

 「もし、も〜し‥‥。」と、昨年末から電話の問い合わせが多いのには、小生も驚いている。
何がって‥‥?!この修繕日記で何度も儲からないと書いているのに、興味を持つ御仁からの問い合わせなんじゃよ。資金のこと、技術的なこと、必要な道具、お客さんは、フランチャイズは考えていないのか等々、電話やメールが入ってくるのだ。返事を返してもさらに積極的な質問を再々問われるので「ちょっと時間を‥‥。」と、言ったもののどうしたものかと未修繕の頭で悩みに悩んどるのだよ。
 「なぜ今‥‥?!」と、いろいろ考えたのだが電話の話をまとめてみると、趣味を生かせることや、不景気の為か時間的な余裕があるようだ。ただ、仕事・商売となると片手間で出来るものではないのだが、これだけ多くの方が関心を持つのも判るような気がする。今までは大量消費を背景に経済が伸びてきたが、バブル崩壊後、モノを大切にする傾向が生まれ「モノ」から「ホンモノ」へと意識が移り直して使えるモノ(粗大ゴミのリサイクルなども)、中古品、諸々のリサイクル品に目が向けられるようになってきたからだろう。
キャンプ用品に関しては、小生のところが国内唯一の修理専門店である。小生の以前の仕事は修理屋とはまるで縁のない広告デザイナーだった。だが、この仕事は苦労があってもストレスはない。よく上様に子供がおもちゃで遊んでいるようだと言われたものだ。錆びたネジや隠れネジなどを壊さず、どのように分解するか手順を工夫しながら考えるのは以外と楽しいものだ。また、道具も工夫しながら何度も修正をしながら製作し出来上がったときには「よしっ!」と、一人ニンマリしながら時間を忘れ悦に入って作業をしているのは至福の時間。
 どのメーカーもほとんどの製品が海外生産のため修理依頼をしても時間が掛かったりして、修理に気が付いてショップへ持って行っても思うように時間が合わないのだ。ギア物は、パーツの在庫確認をして取り寄せてもらい自分で直さなければならない。

 実際に修理屋を始めるとしても、一番の問題がこのパーツの仕入れ手段だ。メーカーに取引口座が無ければ仕入はできない。いちいちショップで買っていては修理屋として商売にならない。どうしても趣味と実益を生かしてやってみたいと思っている御仁には、諸々の条件はあるが納得された御仁には小生のところと契約店として、最初は週末営業ぐらいから始めてもらったらと思っているのだ。仕事自体は、自身のアイデアと営業しだいだ。小生もまだまだやりたい事、やらなければならないことが多々あって人手も欲しいときでもあるし、この不景気の時代に多少ずつではあるが売り上げを伸ばしながら、来年で10周年になる事でもあるので、この機に各地に修理屋が増えてくれればキャンパーにも喜んでもらえるのでは無かろうか!
 商品を作るのは機会でも出来るが、修理に関しては人の手を煩わせなければ出来ないのだ。「ホンモノ」を作り出すのが人ならば、「ホンモノ」を長く生かすのも人。最後はコンピュータをも作り出す「アタマ」と「人の手」にたどり着くのだ。
 何度も念を押しておくが、仕事は楽しいけれど実入りは少ないぞ!!
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