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第3回:いろんなキャンプを楽しもう!
僕達の世代が体験してきたキャンプって、ほとんどが訓練型のキャンプだった。小学校後半か中学校で、黄色い綿のテントを石ごろごろの河原に張って。飯盒でご飯を炊いて、蚊にさされまくって、トイレも汚くって。それで「キャンプは辛い、もうしたくない」って思っちゃった人も多いんじゃないかな。
未だに国のお偉いさんて、そういう考え方をしてる人が多い。そういうキャンプしか知らない。でもいろんなキャンプがあっていいと思う。もちろん僕はテントで寝るのは好きだし、訓練型のキャンプも嫌いじゃない。でもキャンピングカーも楽しいし、昼間デイ・キャンプをして夜はホテルに泊まるのもいいと思う。
食事だってキャンピングカーの中で電子レンジでチンすることだってある。「キャンプはこうあるべき」っていう人からは、そういう近代的なキャンプは「邪道だ!」って怒られたりするけど。いろんなキャンプのスタイルがあるし、いろんな楽しみ方をすればいいんだと思う。


日本人って「ねばならない」っていう考え方がすごくあって、キャンプも「郊外に行かなくちゃいけない」「自然を楽しまなくちゃいけない」「飯盒炊爨しなければいけない」みたいなね。休みが少ないせいもあるんだけど、天候が悪くても「どうしても今日行かなくちゃ」と無理をして出かけてしまったり。
でもそこでやめるのも勇気だし、代りの楽しみ方を見つけられる発想の転換が必要だと思う。僕は家の中にテントを張ったりする。表に出て歯を磨いてみたり。これだっていつもと全然気分が変わってすごく楽しい。遠くまで出かけなくたって、楽しめる方法はいくらでもある。

家の中にテントを張って寝ていると、子供たちには「オヤジ、またやってるよ」なんてバカにされたりするんだけど、これがホントに楽しい。オススメです。テントの中にいると、子宮回帰本能というか、すごく守られているカンジがして安心する。昔は蚊帳を吊ってたけど、子供の頃、蚊帳の中にいるのって妙に楽しかったでしょう?あれと同じで人間て何かに包まれてるのが好きみたい。是非一度お試しください。

キャンプは自分の好きなところで好きなように楽しめばいいんだと思う。もちろん何をしてもいいわけじゃないし、ルールもあるけど。でも楽しみ方には「こうあるべき」なんてものは1つもない。

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