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第4回:アメリカキャンプ事情
  若い頃、キャンピングカーでアメリカ中を回ったことがある。アメリカだと大体どこの街でも入り口にRVパークがあってキャンプが出来る。キャンプ場じゃないところでも車止めて寝たりしてた。今考えるとゾッとするようなところもあるけどね

その時驚いたのは、キャンプ場の施設が素晴
らしかったこと。1968年から70年だったから日本にはまだオートキャンプ場なんてなかった。それと老人が多いこと。アメリカのキャンプ場は、リタイヤした老人の天国になってる。
日本でのキャンプのイメージっていうのは、重い荷物を積んで降ろして、テント張ってたたんで、また荷物積んで降ろして、っていうのがメインだから、やっぱりそれは体力が必要だし老人が少ないよね。

でも向こうではキャンピングカーで移動している人がほとんどだから、本当に普段の生活と変わりがない。キャンプ場の中に郵便局もあるから、年金もそこに振り込まれてきたり。それで寒くなりゃ南に行って、暑くなったら北に移動する。そもそもがパイオニア、開拓民の国だから、その辺の考え方が全然違う。白人がヨーロッパからアメリカに渡って来た時からキャンプしてる訳だから、歴史が違うよね。幌馬車がキャンピングカーに変わっただけだし。


日本だとキャンプ場は郊外にあるのが常識だけど、アメリカはいたるところにキャンプ場がある。もちろん街中にも。ラスベガスにもキャンプ場があって、みんな夜になると、おしゃれしてカジノに出かけていく。こういうのも楽しいよね。

僕は前回テントで寝るのがすごく好き、って書いたけど、キャンピングカーもそれはそれですごく楽しい。僕が一番好きなのは、普段見なれてる自分のキャンピングカーの窓から、全然違う外の景色が見れること。ある時は雪景色だったり、森だったり、湖だったり、海だったり。自分の家の窓っていうのは、見えるものがいつも決まっているでしょう?でもキャンピングカーっていうのは、中は普段見なれた状態なのに、窓から見える景色が全然違う。だから僕は夜キャンプ場に着くのが好き。朝起きてカーテンを開けると、「おおっこんな所で寝ていたのか!」なんてね。

僕も最近は設備の整ったキャンプ場で、楽なキャンプをすることが多くなってきた。体力的なこともあるし。でもそれが続くと、バイクに荷物を積んで、一人でどこかに行きたくなっちゃう。  まだいけるぜ!みたいなね。

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