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第8回: 「少年マイク、ボーイスカウトに入る」
僕が子供の頃、ボーイスカウトに入っていたことは前に書いた。今回はその頃の話をしようか。

 僕は東京の真ん中、赤坂で育ったんだけど、その頃は今のTBSもなくって連隊山っていう山があった。僕が小学校1・2年だったかな?いつものようにそこで、チャンバラをして遊んでたら、ボーイスカウトの群団が自分達の旗を持って、制服着てスーッと前を横切ってった。

 それまでボーイスカウトなんて見たことなかったから、なんだこれは?なんか制服にワッペンがついてるぞ!ナイフやロープもぶらさげてるぞ!何だかわかんないけど兵隊さんみたいでかっこいいぞ!と思って後をついてった。

 そしたらそれが霊南坂教会でやってるボーイスカウトだった。それで友だちいっぱい引き連れて、入れてくれ、って言いに行ったんだけど、僕達は年が小さすぎてボーイスカウトには入れなかった。で、カブスカウトに入る ことになった。霊南坂のカブの1期。霊南坂はカブをその時作ってくれたんじゃないかな、ちっちゃいのがいっぱいで「入れてくださーい」なんて言ってるから。

 僕の唯一の誤算は、ボーイスカウトの制服に憧れて入ったのに、カブスカウ
トの制服を着させられちゃったこと。制服もやっぱり子供っぽいんだよ、お子さまテイス トなの。
 だけ ど僕が誘った友だちの中には年が上の子もいたから、その子は最初っから ボーイの制服が着られるわけ。なんだよ、コンチキショウってね。

 毎週土曜日に教会の庭でテントを張る練習とか、ロープの結び方とかいろん
な練習をする。で、日曜日は礼拝に来なさい、って言われるんだけど、僕は学校もクリ スチャンだったから、何だか毎日お祈りさせられてた。その時は嫌だったけど、今考えるとすごく良かった、プラスになってる。
 その頃毎日賛美歌を歌わされてたんだけど、それがすごく好 きだった。それとボーイスカウトの集会の度に歌わされるキャンプソング。
 この辺が僕の音楽のルーツになっている、と言っても過言じゃない。

  カブからボーイに上がって、最初のキャンプは教会の庭に泊まるんだけど、テントに入るとなんかその気になっちゃう。うれしかったな、何でだろ、すごく楽しかった。臭いんだけどね、昔のテントだから。カビの臭いなのか、布の臭いなのか、防水のオイルの臭いなのか。重くてね。今でもたまにその臭いをかぎたくなることがある。今のテントはそんな臭い、しなくなっちゃったけどね。僕はそのボーイスカウト時代にホントにいろんなこと を教わったんだ。その話はまた次回・・・。


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