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第4回 「シニアの山歩き―らんぼう的考察―
 「いま、中高年の山歩きが大変なブームですね。」

らんぼう
「そうだね、すごい人気だよね。ウィークデーはシニアの方を山でお
みかけするのが圧倒的に多いですよ。リタイアなさって、時間的余裕もたくさんあるしね。ご夫婦そろってのんびり山歩きをする…いい余暇の過ごし方だと思います。でも最近では、若いひとたちもハイキングで山に来ているよ。」
 「シニアの方に人気のある日本の百名山、というのもありますね。」
「うーん、そういうのは人それぞれだけれど、ぼくはあまりこだわら
ないなぁ。日本人は枠をつくりたがるところがあるよね。会社人間でずっとやってきているから、ノルマ達成だとか、自分になにか課さないとやりがいを感じられないっていうのがあるんだろうね。
 富士山登りだってそうでしょう。いまや、行事になってる。お正月に必ず登って、ご来光を拝んで…修行みたいだよね(笑)。」
いまのシニア層に自由人が少ないのもあるけど、たまに山を歩いて
いて出会ったシニアの方はこう話してくれたよ。『自分は勤めも終えたのだから自由に、百名山にもこだわらず好きな山に登る』とね。

 僕もそれには共感しますね。僕の場合は、山登りはふるさとと結びついているし、楽しいこと、面白いことをみつけながら続けていくものだから、どこの名山に何回登ったとかそういうことはあまり関係ない。そろそろあの花が咲く頃だからちょっと見に行こう、という感覚。登頂も、初めから目指さなくていいと思う。だいぶ登ってきて、もう少しで頂上だからじゃあ行こう、というね。
 リタイアしたら、いかに余暇を豊かに過ごすかが重要になってくると思う。山歩きもゆったりとした気分で、枠にとらわれることなく行きたいところを選んでいくといいんじゃないかな。

次回は、らんぼうさんが独自の視点でキャンプについて語ります!お楽しみに!!

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